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エンドレール探訪・中部・北陸 神岡鉄道

 

 

神岡線 猪谷駅 奥飛騨温泉口駅     
         

掲載情報は、訪問日現在のものです。

 

 

 

【神岡線】

 

路線名 神岡線

駅名/番線 猪谷駅 3番線
タイプ

切欠ホーム 1面3線

第三種T号(甲種)、枕木、第二種、車止め標識(小)

訪問日

平成18年 9月24日

状況

神岡線の始点駅。

訪問詳細

 

駅舎やホームは、JR高山本線と共用となっている。

ホームは切欠タイプとなっており、終端にはエンドレールがしっかりと設置されていた。

 

終端は、薄べったい第三種T号に枕木、そして第二種エンドレールに標識(小)と言う構成。

ローカル路線らしい感じで良い雰囲気を醸し出していた。

 

豪雪地帯特有と言うべきは、エンドレール横に高い棒上に「雪×」の看板が設置されている点。

終端が雪に埋もれてしまう際の目印に利用されていると思われる。

棒基礎のコンクリート状態等を見ると、汚れが少ないので比較的最近設置されたものかもしれない。

 

備考

平成18年12月1日廃線

 

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路線名 神岡線

駅名/番線 奥飛騨温泉口駅
タイプ

単式ホーム1面1線

第三種T号(甲種)、車止め標識(小)、枕木、第四種

訪問日

平成18年 9月24日

状況

神岡線の終点。
訪問詳細

 

神岡線の終点。

本線の他、側線を有している。

ホームは単式で、線路終端部奥に駅舎が垂直方向で設置されていた。

駅舎は、平成14年に完成した二代目で、とても綺麗な状態で保たれていた。

木造駅舎は、ローカル線終着駅としての落ち着きと小洒落たモダンさを醸し出しており、

終着駅としての貫禄に華を添えていた。

 

本線線路終端は、第三種を筆頭に車止め標識(小)、枕木、第四種となる。

ローカル線終着駅で最後が第二種ではなく第四種と言う所がめずらしい。

たぶん駅舎新築時に線路短縮の関係で終端も変更されたのだろう。

第四種は、警戒色に塗色されており目立つ。

 

本線となりの側線にもエンドレールが設置されていた。

こちらは、枕木と第二種だけと至ってシンプル。

こちらの方が、素直なローカル線終端と言った感じであった。

 

奥飛騨の地下鉄と呼ばれるだけあり、山岳地帯を切り抜けるトンネルが多い路線で、

乗車していて少々息苦しい感じすらあったが、終着駅は拓けた場所にあり、

線路終端を見ると、ここで終わりかと開放される感じがあり気持ち良かった。

 

備考

平成18年12月1日廃線

 

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