モノレール用

車輌受け止め器 [車止標識(小) 付き]

平成19年1月20日

状況

企救丘駅に隣接する北九州高速鉄道の車両基地。

広大な敷地の車両基地は、

中央部が駐車場となっており、

その周囲を複数のモノレール路線が囲っている。

パークアンドライドやイベントなどで駐車場が開放され、

間近で車輌や施設を見学できる。

基地は、企救丘駅から見ると凹んだ土地に設置されており、

上から眺め下ろすと中々に圧巻な光景が広がっている。

基地内には、普段見かけない施設が多数あり、一見の価値あり。

留置線終端には、かなり珍しい終端器が設置されていた。

モノレール仕様の特注と思われる。

まずは、構造上、線路の高さがあるので、それに合わせた高い足。４本で支えている。

終端器は棒状で、先端はゴム。

後方は、太い筒状となっている。

詳細は不明だが、先端の受け止め器に車輌が当たった際、

後方の筒部に受け止め器がめり込む仕様になっているのかしれない。

さらに油圧仕様の可能性もある。

配色は、黄色。上部は、黒帯の警戒配色となっている。

頭頂部には、車止標識の小が設置されていた。

モノレール車両基地を間近に見られる施設は、相当珍しい。

そう言った点でも、かなり貴重な場所である。