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概要

■日時   : 平成17年9月18日(日) ・ 9月24日(土) … 旧江戸川方面へ

               平成18年9月2日(土) … 江戸川放水路方面へ

■目的   :江戸川下り・(上り方面も含む)

■行程   :9月18日【川上り方面】 田端駅 -(尾久橋通り経由)- 舎人公園 -(日光街道経由)- 草加駅 - 新越谷駅 -

                           春日部駅 - 村社女體神社- 牛島の藤 -(埼玉県道321号線経由)-  庄和町役場交差点 -

                          (国道4号線バイパス側道経由)- 菱沼交差点 - 関宿橋(江戸川) - 境大橋(利根川) -

                           関宿城博物館 - (川下り方面へ)

 

                           【川下り方面】 関宿橋 - 宝珠花橋 - 金野井大橋 - 東武野田線鉄橋 - 野田橋 - 玉葉橋 - 

                           江戸川橋 - 流山橋 - JR武蔵野線鉄橋 - つくばエキスプレス鉄橋 - 上葛飾橋 - 葛飾橋

 

              9月24日【川下り方面】葛飾橋 - 葛飾大橋 - 常磐線鉄橋 - 新葛飾橋 - 北総鉄道鉄橋 - 京成線鉄橋-

            市川橋 - JR総武本線鉄橋 - 江戸川大橋 - 江戸川水閘門 -(旧江戸川経由)- 今井橋 -

                           浦安橋 - 東京地下鉄東西線鉄橋 - 舞浜大橋 - 葛西臨海公園

 

(平成18年)9月2日 【川下り・江戸川放水路】 江戸川水閘門 - 行徳橋 - 新行徳橋 - 東西線鉄橋 - 市川大橋 -

                            京葉線鉄橋 - 江戸川放水路河口

■行程メモリンク  :H17/09/18上り編    H17/09/18下り編   H17/09/24下り続編

 

                          H18/09/02放水路編    タイムテーブル

   

  

   

行程メモ 平成17年9月18日 上り編

 

舎人公園から建設中の駅を眺める

 

今回の川企画は、江戸川。

 

江戸川は茨城県五霞町・千葉県野田市で利根川と分かれて

東京湾に至る一級河川。

全長は旧江戸川河口から約59.5km。

川は茨城・千葉・埼玉・東京にまたがって流れている。 

 

まずは、上流の利根川・江戸川分岐に向かう。

スタート地点は、東京・JR田端駅。10:30頃発。 

田端から尾久橋通り経由で舎人公園へ。

尾久橋通り上には新交通システムの(仮)日暮里・舎人線を

建設中。舎人公園の脇が終点の予定で駅舎も建築中。

 

東武伊勢崎線 草加駅

 

舎人公園から再び尾久橋通りを進み埼玉県へ。

途中で脇道に分岐し、平行している国道4号線(日光街道)へ。

 

日光街道をひたすら進む。平行している東武伊勢崎線草加駅、

新越谷駅、春日部駅を休憩ポイントとして立ち寄り。

 

日光街道は主要道だけあり車の通りが激しく、

自転車には厳しい。なるべく表通りは避けて併走する

裏道を探りつつ走行。探り走行のため進行速度は落ちる…

 

日陰も少なく残暑も未だ厳しいのでどかた焼け必至。

 

 

村社女體神社             牛島のフジ

 

春日部駅からは日光街道を離れて進路を東へ。

 

計画段階で地図を見ている時とても名称が気になった

村社女體神社(春日部牛島公園のそば)と、

季節外れながら有名な牛島の藤に寄り道。

 

ちなみに「體」=「体」。魅惑的名称ながら、神様に邪な心を

抱いては旅路に差し障りがと思い無心で拝礼。

 

牛島の藤は、鑑賞期間外なので閉園中だった。

 

【メモ】

企画終了後、地図を見返すと女体神社が訪れた春日部駅の

近くにもあることを発見。

女体神社でWeb検索すると、さいたま市緑区の氷川女体神社

が主にヒットする。

詳しくは、調べていないが、関東(特に埼玉)には女体神社と

名乗る所が結構あるようだ。どうも関東には男神と女神を対峙

して祀る神社が多いらしい。

 

牛島の藤の見頃は4月下旬から5月上旬。

 

 

関宿城博物館 天守閣

 

牛島の藤前にて小休止の後、近くを走る埼玉県道321号線へ。

庄和町役場交差点にて国道4号線バイパスの側道へ。

バイパスの両側はほとんど畑。作物が刈り取られた後で

畑を焼いている所が所々にあった。

 

バイパスをひたすら進み菱沼交差点を右折。

バイパスを離れて関宿橋まで直進。関宿橋を渡り千葉県へ。

利根川の境大橋を見学後、下りのスタート地点に設定した

関宿城博物館へ到着。時刻は15:00頃。

 

関宿城博物館は、かつての関宿城を模した容姿で

江戸川・利根川分岐のスーパー堤防上にある。

最上階は展望台になっており、江戸川分岐も望める。

 

【メモ】

関宿城博物館入館料:大人\200、入館16:00まで

 

 

行程メモ 平成17年9月18日 下り編

スーパー堤防建設時の機材(だと思う)

 

関宿城博物館の休憩所にて遅い昼食。

既に15:00を過ぎている。予定では14:00頃には下り始めてはず

だったので、約1時間遅れ。

正直、歩道が殆ど使えない(雑草占拠や極細歩道のため)

一般道(交通量は大)で、車道路肩走行(ゴミや小石・ガラス片

散乱)だったために、疲労度は今までになく高い。

 

下り開始は15:30頃。

関宿城博物館から始まる堤防上のサイクリング道を移動。

近くに多分堤防建設時の大型機材が露天展示されていた。

説明文はサイクリング道と反対側らしく読んではいないので

詳しくはないが…。写真以外にもう一台いる。

 

下りは堤防上のサイクリング道なので高速移動ができると

期待したいが…

 

宝珠花橋。車道と歩道が別橋になっている

 

江戸川上流にかかる始めの関宿橋を通過。

関宿橋は上りの時に渡った橋。下りでは渡らずに千葉県側の

堤防を進む。

 

堤防を走行し始めて感じたことは、「逆風だ」と言うこと…

ペダルを貧弱ながらのフルパワーで回しても先に進まない…

高速移動どころか温存しておいた力が最初の段階で削がれる。

 

早くも息が切れたところでやっと第2の橋、宝珠花橋に到着。

橋を渡り埼玉県側堤防に移動。先が思いやられる。

 

【メモ】

季節にもよるらしいが、江戸川は下流から上流に向けて風が

吹き続くらしい…

 

東武野田線鉄橋

 

埼玉県側に移動してもやはり逆風の状況は変わらない。

上流に向かう自転車のハイスピードが羨ましい。

 

第3橋の金野井大橋と第4橋の東武野田線鉄橋を通過。

東武野田線鉄橋付近の堤防は三郷幸手自転車道と言う

名称になっている(埼玉県側)。

 

その後も第5〜10橋の野田橋、玉葉橋、江戸川橋、流山橋、

JR武蔵野線鉄橋、つくばエキスプレス鉄橋を通過。

 

堤防上の道は、上流から下流にかけて整備されており

走行する上で大きな問題はない。

 

 夕焼けに染まる雲       柴又帝釈天  

 

野田橋通過の時点で17:00。

日も傾き、そろそろ沈み加減もスピードを増す。

空は夕日に照らされ雲が赤みを帯びて幻想的だった。

 

土手道で暗くなってくると、ライトを付けても危ないので、

第11橋の上葛飾橋、第12橋の葛飾橋を通過した時点で

一旦江戸川下り打ち切り。葛飾橋の時点で18:30。

体力の消耗も限界を超えている。

 

続きを来週に持ち越しとして、一旦本拠地に帰投。

帰投行程で、柴又帝釈天へ寄り道。

参拝して来週も晴れているようにと願う。

  

 

行程メモ 平成17年9月24日 下り続編

北総鉄道鉄橋

 

平成17年9月24日、葛飾橋から江戸川下りを再開。

 

しかし、この前に本拠地から東京地下鉄綾瀬検車区、

千代田線北綾瀬駅、中川支流の大場川沿い経由水元公園、

京成・JRの金町駅、帝釈天を経て葛飾橋に辿り着いたため、

寄り道によりタイムロスが発生。

 

葛飾橋を出発したのは、17:35頃。

既に日も傾き、前回終了時と約1時間差という状況に、

一瞬「また次回にするか…」とも思ったが、ここまで来るのも

一苦労なので、強行して河口を目指すことに。

 

葛飾橋の次に葛飾大橋、常磐線鉄橋、新葛飾橋 と通過して

16番目の橋である北総鉄道鉄橋に到着。時刻は17:45頃。

 

江戸川清掃工場煙突

 

今回も土手道には逆風が吹き続く。

 

北総鉄道鉄橋に続けて続けて京成線鉄橋、市川橋、

JR総武本線鉄橋、江戸川大橋を経て、江戸川放水路と

旧江戸川の分岐点にある江戸川水閘門へ。時刻は18:10。

周辺は既に闇。周辺は都心住宅地街になり、夜間でも

走っている方が多い。

 

江戸川水閘門で旧江戸川方面へ進む。

途中、江戸川清掃工場の煙突が天に伸びて白く光る。

 

【メモ】

江戸川清掃工場の煙突高は150m。

頂部にゆりかもめ(都民の鳥)が描かれている。

(ホームページより)

 

ダイヤと花の大観覧車

 

江戸川清掃工場を横目にしながら先に進み、

21番目の今井橋を通過。

 

今井橋通過後に新中川と合流。

ルートは、一旦新中川最下流にかかる瑞穂大橋を渡ってから

旧江戸川を再度下る。

 

次は旧江戸川に新川が合流。

新川にかかる橋を渡り先へ進む。浦安橋、

東京地下鉄東西線鉄橋を通過して24番目の舞浜大橋を通過。

 

江戸川河口(旧江戸川)河口であり、最終目的地の

葛西臨海公園内へ進み、公園内の河口付近へ。19:00到着。

対岸に世界で猛威を振るう人型齧歯類の遊園地があり、

煌々たる灯りが夜目に眩しかった。

 

本拠地へ帰投のため葛西臨海公園内を進む。

公園内にある観覧車の灯りも眩しく輝いていた。ダイヤだし…

たぶん、一生下から見上げるだけだろうなと何故だか凹みつつ

江戸川下りの旧江戸川編を終了とした。

 

 

行程メモ 平成18年9月2日 放水路編

常磐線鉄橋(奥)と新葛飾橋(手前)

 

逆風に苛まされた江戸川下り(旧江戸川方面)から1年。

 

生活に大きな変化もなく年だけが過ぎ去り、体力低下を相当

懸念しているこの頃。

運動不足解消もかねて、残りの江戸川放水路方面の

攻略を思い切って慣行。

 

開始地点は、江戸川の新葛飾橋。

13:30頃出発。

 

当日の天気は晴れのち曇り。真夏の暑さも和らぎ、

絶好のサイクリング日和。

 

江戸川放水路(奥)と旧江戸川(手前)分岐点

 

好調に土手サイクリング道を飛ばして北総鉄道鉄橋、

京成線鉄橋、市川橋、JR総武本線鉄橋 、江戸川大橋を通過。

 

新葛飾橋から約30分で旧江戸川・江戸川放水路分岐点へ。

 

旧江戸川にある江戸川水閘門を通り

江戸川放水路方面に進む。

 

土手道は日陰が無く、真夏でなくともどんどん体が

焼かれている。今回もすっかり日焼け止めを塗り忘れ、

どかた焼け必至の状況となる。

 

江戸川水閘門          行徳可動堰

 

江戸川水閘門で旧江戸川を渡り、江戸川放水路方面へ。

すぐに行徳可動堰が見える。

 

行徳可動堰の管理橋として人と車が通れる行徳橋が

かかっている。人道橋側は幅が狭く自転車連れ違いの場合、

片方が止まらないと非常に危ない。

 

しかも間近に迫る可動堰は迫力があり、普段見慣れない施設

だけあって、川の水を真下に見ながらだと恐怖感すら覚える。

 

市川大橋付近

 

行徳橋の近くには新行徳橋もかかっている。

新行徳橋付近を通過後、詳細地図未参考で道なりに進んだ

関係で、川を離れ内陸部に突入してしまい、進路変更に

少々時間を要しながら、東京地下鉄東西線鉄橋へ到着。

 

再び土手のサイクリング道を進む。市川大橋手前辺りで

途中で多分サイクリング道は終了して内陸部へ誘導する

ような道になっていた様な気もするが、あまり気にせず直進。

若干、川側に向かって斜め気味な道だったが、結構人も

自転車も通っていたので川沿いを直進して市川大橋へ。

ここには、国道375上り線橋・下り線橋、首都高速湾岸線橋、

JR京葉線江戸川放水路橋梁の計4本が平行して

かかっている。

 

 

江戸川放水路河口と東京湾

 

市川大橋を通過すると、土手道が終了して

本格的工業地帯へ進入する。

 

周辺は工場や配送センターのみとなり、通行車両も主に大型。

自転車は肩身が狭くなる。

地図に掲載されていた道の一部は施設管理地の様で立ち入り

できない箇所もあったが、運良く川沿い岸壁へ。

 

川沿いを進むと江戸川放水路河口へ。14:50着。

東京湾を臨み達成感に酔う至極のひととき。

潮風が心地よい夏の終わりだった。

 

   

タイムテーブル

場所 備考
【江戸川上流へ(上り)】       
JR田端駅   10:30(頃) 田端から尾久橋通り経由
舎人公園 11:20 11:30 日光街道に出て春日部方面へ
草加駅 12:05 12:10  
新越谷駅 12:30 12:35  
春日部駅 13:25 13:30 日光街道を離れる
村社女體神社 13:50 13:55  
牛島の藤 14:00 14:10 天然記念物に指定されている
庄和町役場交差点 14:20 14:20 埼玉県道321号線経由
菱沼交差点 14:45 14:45 国道4号線バイパス(側道)経由
関宿橋(江戸川) 14:50 14:50 埼玉県側から千葉県へ
境大橋(利根川) 14:55 14:55 見学のみ(茨城県側へは未進入)
関宿城博物館 15:00(頃)     
        
【江戸川下り 9/18】        
関宿城博物館   15:30(頃)  
関宿橋(江戸川) 15:40 15:40 橋は渡らず千葉県側を進む
宝珠花橋 16:00 16:05 橋を渡り埼玉県側へ
金野井大橋 --:-- --:-- 通過
東武野田線鉄橋 16:40 16:45  
野田橋 17:00 17:05  
玉葉橋 --:-- --:-- 通過
江戸川橋 --:-- --:-- 通過
流山橋 --:-- --:-- 通過
JR武蔵野線鉄橋 --:-- --:-- 通過
つくばエキスプレス鉄橋 --:-- --:-- 通過
上葛飾橋 --:-- --:-- 通過
葛飾橋 18:35   一旦終了 
         
【江戸川下り 9/24】        
葛飾橋   17:35(頃) 再開
葛飾大橋 --:-- --:-- 通過
常磐線鉄橋 --:-- --:-- 通過
新葛飾橋 --:-- --:-- 通過
北総鉄道鉄橋 17:45 17:45  
京成線鉄橋 --:-- --:-- 通過
市川橋 --:-- --:-- 通過
JR総武本線鉄橋 --:-- --:-- 通過
江戸川大橋 --:-- --:-- 通過
江戸川水閘門 18:10 18:15 旧江戸川方面へ
今井橋 --:-- --:-- 通過
浦安橋 --:-- --:-- 通過
東京地下鉄東西線鉄橋 --:-- --:-- 通過
舞浜大橋 --:-- --:-- 通過
葛西臨海公園 18:55    
       
【江戸川放水路 下り】        
新葛飾橋    13:30 真となりに 常磐線鉄橋がある
北総鉄道鉄橋 13:35 13:35   
京成線鉄橋 13:42 13:42  
市川橋 13:43 13:43  
JR総武本線鉄橋 13:45 13:45 京成・市川橋・総武線と比較的隣接している 
江戸川大橋 14:00 14:00  
江戸川水閘門 14:05 14:10 江戸川放水路方面へ
行徳橋 14:15 14:15 行徳可動堰併設、橋を渡り対岸へ 
新行徳橋 14:16 14:16 行徳橋のすぐ近くにかかっている 
東西線鉄橋 14:30 14:30  
市川大橋 14:40 14:40 国道375上り線橋・下り線橋、首都高速湾岸線橋がある
京葉線鉄橋 14:40 14:40 江戸川放水路橋梁
江戸川放水路河口 14:50     

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