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■日時 :平成18年9月24日(日)晴 |
■目的 :神岡の町を散策 |
■行程 :9月24日 奥飛騨温泉口駅 - 神岡大橋駅 - 朝浦八幡宮 - 藤波八丁 - 洞雲禅寺 - 立達磨 - 飛騨神岡駅 - 神岡城・郷土資料館 - 神岡(林タバコ)バス停 |
■関連企画 :富山・神岡・小牧周遊 (本編) |
【行程メモ】
神岡鉄道奥飛騨温泉口駅 |
富山・神岡・小牧周遊の企画。神岡の町散策編。
猪谷から乗車すること約30分で終点へ。 奥飛騨温泉口駅 11:57着 神岡鉄道完乗。 地域特性でトンネル区間が多く、建設時の苦労が偲ばれた。 山間部を走破するだけあり、車窓からの風景は美しく雄大。 乗り応え十分の路線に酔い気味で、車両から名残惜しく ホームへ降りる。
ホームには、布袋様が祀られている。 駅舎は2002年完成の木造で、広い待合室などがあり、 とても綺麗だ。駅前も広々しており、駐車場となっている。 駅前中央に、KMDE10が静態保存されていた。
【メモ】 2008年を目処に観光鉄道として復活の兆しがある模様。 駅前のKMDE10は、2007年2月に解体された様だ。
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がおろ(河童)の道 入口 |
奥飛騨温泉口駅からは、徒歩で神岡の町を散策。 予定では15:55発のバスで高山へ向かうので、 約4時間あるが、徒歩+山間部+土地勘無し+疲労 の状態で 若干の不安がある。
奥飛騨温泉口駅 12:30発 まずは、駅の横から始まり高原川沿い続く 高原川左岸散策路「がおろの道」で隣り駅の神岡大橋駅を 目指す。
散策路は、線路沿いに進む。 未舗装で軽いトレッキング感覚の道が続く。 起伏も比較的多いが、しっかり道は整備されて歩きやすい。
【メモ】 「がおろ」とは、河童のことらしい。
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左:がおろの道から神岡大橋を望む 右:神岡大橋駅近くの公衆キノコ型トイレ
左:朝浦八幡宮参道入口の鳥居 右:藤波八丁の眺め (藤波橋付近) |
奥飛騨温泉口駅からがおろの道を歩くこと約15分で 神岡大橋が見えてくる。 赤く塗装されたアーチ橋で、高原川に架かる姿が栄えている。
橋の近くには、神岡鉄道の神岡大橋駅がある。 単式ホーム1面1線で、待合室がある。 駅には弁財天様が祀られている。 駅ホームよりも、近くのきのこ型の公衆トイレが駅の 目印になる。
駅近くには、朝浦八幡宮があるのでお参りする。 参道入口の木製鳥居が風格を醸し出している。 八幡様社は、山の頂上に鎮座しており、 参道は全て階段や砂利の坂道になっていた。 歩きっぱなしの体には、少ししんどい。
朝浦八幡宮の真横から藤波橋付近までは、 高原川沿いに遊歩道が続いている。 この付近は、「藤波八丁」と呼ばれているらしく眺めがよい。 途中、河原にも出られるようになっていたので、 河辺で軽い昼食にする。 火照った体に川風が心地よい。回りに人もおらず、 綺麗な風景を独り占めしている感じで、とても贅沢な気分だ。
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洞雲禅寺 奥の院 立達磨
【メモ】 達磨大師の立たれた姿 日本最大の立達磨で昭和48年建立 三井金属鉱業神岡鉱山産の銅鉱を使用 |
藤波八丁の眺めを堪能した後は、 洞雲禅寺の立達磨を参拝しようと思い、 遊歩道を通り抜け、近くの市街地の中にある洞雲禅寺へ。
お寺は直ぐに発見できたものの、 幾ら探しても達磨様のお姿が見当たらない。 お寺裏手の山にあるお墓周辺にも見当たらないので 困ったことに。 仕方ないので、お寺近くの集会所に参集しつつある通りがかり の方に聞いてみると… どうも、ここではなく、離れた山の中にあるらしい… 丁寧に道順を教えて頂く。片道約30分程度との事…
現時刻は、13:30だったものの、飛騨神岡駅に14:22着の 列車を是非見たかったので、時間は切迫。 急いで立達磨へ向かう。
洞雲禅寺の裏手の山を登り、神岡小学校前を左折して進む。 二またに分かれている道に突き当たるので左に進む。 観音山の山地が始まり、うねった道を進む。 舗装されているので歩くのには苦はないが、 急ぎ足ではきつい。一本道なので迷うことはないが、本当に あるのかと不安になる。 歩き始めて約30分。立達磨 14:00着。
その特徴的な立ち姿、山を登ってきただけの事はあった。
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飛騨神岡駅に入線するおくひだ2号と 神岡の街並み |
立達磨参拝後、急いで山を下りる。 神岡小学校前まで戻り、今度は道を直進。 飛騨神岡駅を見渡せる場所を向かう。 ただ、地図上で見渡せそうかな…っと、検討付けただけなので 一か八かだったが、案の定、飛騨神岡駅の橋上ホームを 見渡せる位置に出た。
14:22着の猪谷行きおくひだ2号の撮影に成功。 家並みの上にあるホーム、橋の両側はトンネルと言う特徴的 立地に入線する列車。色々と思いを馳せることができる。
列車を見送った後、飛騨神岡駅に行ってみる。 駅舎内には美容室が営業していた。 ホームには恵比寿様が祀られてる。
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神岡城 |
飛騨神岡駅を後にして、神岡城へ向かう。 時刻は14:45になっており、残りあと1時間。
駅から歩くこと約20分、高原川を渡り軽く坂を上った所に 神岡城がちょこんと建っている。
小さいながらも、丘の上に建っているので、神岡の町を見渡す ことができる。なかなか眺めがよい。
城の他に、高原郷土館と神岡鉱山資料館が隣接しており、 見応えはある。 特に高原郷土館は、旧家を利用した展示施設で、 資料も充実していた。
急ぎ足で見学して、時刻は15:20。 神岡では、他にも小萱薬師堂や道の駅スカイドーム、 神岡鉱山駅などを訪問したかったが、あと約30分で バスが来るので、残念ながらバス停探しを始める。 今度は、紅葉の綺麗な季節と真冬に訪れてみたいと思う。
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【タイムテーブル】
■場所 | ■着 | ■発 | ■備考 |
奥飛騨温泉口駅 | 11:57 | 12:30 | 猪谷より\580 |
神岡大橋駅 | 12:45 | 12:50 | |
朝浦八幡宮 | 12:55 | 13:00 | |
藤波八丁散策路 | --:-- | --:-- | 途中、河原で昼食休憩 |
洞雲禅寺 | 13:25(頃) | 13:30 | |
立達磨 | 14:00 | 14:05 | 帰り道は下りのみ |
飛騨神岡駅 | 14:20(頃) | 14:45 | 撮影位置に14:20頃着 |
神岡城 | 15:00(頃) | 15:20(頃) | 高原郷土館・神岡鉱山資料館隣接。共通入館料\450 |
神岡(林タバコ)バス停 | 15:40(頃) | 15:55(頃) | 濃飛バスで高山へ |