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概要

■日時   : 平成19年3月27日(火)

■目的   : 廃線直前の鹿島鉄道に乗車

■行程 : 3/25 東京駅八重洲通り - (夜行高速バス) -

       3/26 仙台 - 沢辺 - 細倉 - 若柳 - 石越 - 仙台

       3/27 仙台 - 湯元 - 石岡 - 常陸小川 - 鉾田 - 石岡

■関連企画 : くりはら田園鉄道 乗車記録

※ 掲載内容は、特に記載の無い限り企画実行当日のものです

 

 

行程メモ

 

いわき駅1・2番線ホーム 「生そば」の

天ぷらうどん、ねぎ抜き

 

3/26に実施したくりはら田園鉄道乗車企画に引き続き、

やはり平成19年3月31日で廃線が決まってしまった鹿島鉄道に

乗車するべく、宿泊していた仙台より移動を開始する。

 

起床は、朝4時半頃。前日は仙台に駐留している知り合いと

遅くまで飲んでいたので、睡眠時間は短い。

頭がぼーっとしているまま、荷物を鞄に放り込む。

5時10分頃にはチェックアウトの手続きでフロントへ。

さすがに早いのだろうか、フロントも準備が出来て無い様だ。

 

チェックアウト後、急いで仙台駅へ向かう。

仙台5:29発の常磐線始発普通列車に乗車。

行先終点のいわきへ向かう。

さすがに早朝、乗客は少ない。

しかし、途中では通勤通学客により満員状態になることも。

とは言え、こちらは前日の疲労で車内では眠り気味。

 

いわき8:28着。さすがに普通列車。長い乗車時間だ。

いわき駅で次列車の待ち時間を利用して、立喰蕎麦屋で朝食。

朝食は、腹ごなしの良さそうな天ぷらうどんにする。

もちろんねぎ抜きで注文。

 

フレッシュひたち型のNEWDAYS店舗を発見

今回は通過地点の水戸駅 7・8番線ホーム

  

いわき9:07発の常磐線普通列車に乗車。

次は、湯本駅に向かう。近くにいわき市石炭化石館と言う

施設があり、国鉄D51 946号機が保存されているとの事。

湯本と言うくらいなので温泉街なのだが、今回は時間の関係で温泉入浴はパス。次回何らかの企画で来られる機会がある

事を期待しつつ目的地へ向かう。

 

徒歩15分程度でいわき市石炭化石館に到着。

正面の駐車場にD51がいたのですぐ対面が実現。

炭鉱関連の施設と言うことで、館内も見学。

広くて充実した展示だった。実物展示に力が入っている。

 

見学後は、再び湯本駅に戻る。

湯本11:18発。常磐線普通列車に乗車して行先終点の水戸へ。

 

水戸駅には12:42到着。

到着ホーム向かい側のホームに珍しい車両型駅売店を発見。

 

水戸駅からは、13:00発常磐線普通列車にて鹿島鉄道の

始発駅となる石岡へ移動する。

 

鹿島鉄道 石岡機関区

手洗い洗車中のキハ714形気動車

 

石岡13:28着。

常磐線ホームの向かい側に鹿島鉄道ホームがあり、

跨線橋で繋がっている。そして、平日ながらやはりホーム上は

関係者達で溢れている状態だった。

 

ホームが混んでいるので、ひとまず駅周辺の散策をしてみる。

改札を出ると、JR・鹿島鉄道線を渡る歩道橋が架かっている。

渡ってみると、やはり撮影待機の人々がいた。

JR線側から鹿島鉄道線側に渡り、鹿島鉄道の石岡機関区を

訪れてみる。

 

石岡駅構内に併設されている鹿島鉄道の石岡機関区は、

構内の一部様子を隣りの一般道から伺うことができる。

訪れた時は、丁度キハ714号機を洗浄中であった。

気持ちよさそうだ。

 

キハ600形601号機車内

車齢約70年ながらに現役

 

今回は、以降の予定は鹿島鉄道線完乗と帰路を残すのみ

のため、乗車時刻などは気にせずに気ままに乗車する。

 

石岡駅から乗車することになった車両は、キハ600形601号機。

旅客営業用気動車としては、日本最古の現役気動車。

その割には綺麗な状態。丁寧に整備されているのが伺える。

元キハ07形だが、度重なる改修を受けているので、

流線型の正面などの特徴的な原形はあまり残っていない様だ。

車内もロングシートでだいぶすっきりしている。

 

石岡駅から揺られること15分程度で常陸小川駅へ。

常陸小川駅には、 2007年2月27日までDD900形ディーゼル

機関車の901号機が留置されていたが、残念なことに解体

されてしまった。

駅構内には、小さな貨物ホームが残されていた。

 

鹿島鉄道 鉾田駅 駅舎

左手のプレハブが直営の立喰蕎麦・たいやき屋

  

常陸小川駅から再び鹿島鉄道線に乗車して終点の

鉾田を目指す。

乗車した車両は、主力車両の軽快気動車KR-500形503号車。

クリーム地にグリーンの帯を巻いている。

他の古参在籍車両に比べると、小さめの車体だ。

 

常陸小川駅から終点の鉾田までは、約40分程度の乗車。

しかしながら、やはり車内は満員で座れない。

たまたま、車両最後方の運転席横に居場所を確保したので、

車中は、流れ去る風景やホームを堪能できた。

車窓は、関東平野に位置するだけあり、山深い場所など無く、

田園風景やちょっとした切り通しが多い感じがする。

  

鉾田駅に到着。

すでに折り返し列車に乗車待ちの人々で

駅舎内はごった返している。

 

折り返しで列車が発車して落ち着くまでは、外に避難する。

駅前には、平屋建てのひよこはうすと言う名称の

食べ物屋さん兼バス待合所がある以外は、

住宅街が広がっている感じだ。

 

鉾田駅名物 たいやき

 

駅の方が落ち着いたところで、まず腹ごしらえ。

駅舎横には、鹿島鉄道直営の立喰蕎麦屋さんがある。

ここでは、天ぷら蕎麦を注文。もちろんねぎ抜き。

空きっ腹にだったので大変美味しく頂く。

 

そして忘れてはいけないのが鉾田名物たいやき。

鉄道会社直営でたいやき売ってるなんて話は、

殆ど聞いたことがない。そりゃ名物になるなと思いつつ、

蕎麦を食した後に同じく立喰蕎麦屋さんのカウンターで注文。

 

ほどなくして、焼きたてのたいやきが登場。

お店を後にして、駅向かいのバス停ベンチに腰掛けて食す。

餡が詰まっていて、食後の甘味として良い。

大変美味しく頂いた。

 

腹ごしらえの後、折り返し列車を待つ時間を利用して

鉾田駅周辺を散策する。

 

時間となり、鉾田駅へ戻る。

既に時刻は17時を過ぎており、日も暮れてきている。

残念ながら曇り空のため、夕日とセットでの撮影は困難。

 

帰りに乗車することになった列車は、キハ600形602号車。

折り返し始発のため、幸いにも帰りは座り心地の体感が

できた。車内は、途中駅からの乗車も含めて満員状態が続く。

 

石岡駅到着時には、日も落ちて暗くなっていた。

名残惜しみながらホーム内を見渡して、鹿島鉄道を後にした。

 

  

 

タイムテーブル

場所 備考
宿屋   5:10 前日は、くりはら田園鉄道乗車記録編を参照
仙台駅 5:20 5:29 JR常磐線 普通列車に乗車。 湯本駅まで\2,520
いわき駅 8:28 9:07 立喰蕎麦屋さんにて朝食
湯本駅 9:15 9:20  
いわき市石炭化石館 9:35(頃) 10:40(頃) D51 946号機と対面。  入館料は、\630
湯本駅 11:00(頃) 11:18 湯本の温泉街を見物しながら駅方面へ向かう
水戸駅 12:42 13:00 湯本 - 石岡 \2,210
石岡駅 13:28 14:40(頃) 駅周辺を散策。石岡 - 鉾田 間 \1,080 (片道)、\1,100(一日)
常陸小川駅 15:00(頃) 15:25(頃) 確か一日乗車券を購入。末期だったので平日も販売。
鉾田駅 16:00(頃) 17:05(頃) かしてつ直営立喰蕎麦屋さん入店。たいやきも入手。
石岡駅 18:15(頃) 19:00(頃)  
上野駅 20:45(頃)   岩沼駅 - 日暮里駅間にて常磐線も完乗

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