平成２３年 大山山頂での初日の出
平成２３年も大山山頂で御来光を拝むことにした。
今回で３回目となるが、
本当に毎年大勢の御来光登山者がやってくる。
そして、運良く今年も晴れていた。
日も昇り、７時を過ぎるとだいぶ明るくなる。
日差しのある場所は、とてもあたたかい。
７時半、下山を開始する。
去年は、善波峠から吾妻山経由で鶴巻温泉に至る
ルートを歩いたので、今回は、善波峠から先、
弘法山方面に至るルートを歩いてみようと思う。
と言うことで、大山から善波峠までは、
昨年の記録を参照して頂ければ幸い。
今年も登山道の状況など大差はありません。
善波峠の御夜燈
昨年と同様のルートを下ってきて、
善波峠の分岐に11時20分頃到着。
辺りは落ち葉で覆われていた。
善波峠の分岐には、階段でちょっと上に上がると
かつて使われていた「御夜燈」が復元されている。
この御夜燈、江戸時代の文政十年（1827年）に
峠越えの道標として建てられたものらしい。
明治末期までは現役で使用されていたが、
役目を終えた以降は、放置されてしまったらしい。
平成六年に地元に手により復元とのこと。
ちょっと歴史を感じる場所だ。
けど、誰も来ないのだろう。
落ち葉が結構積もっている。
三叉路
善波峠から鶴巻温泉方面へ数分で三叉路を通過する。
この三叉路が鶴巻方面と弘法山方面への分岐となる。
写真では、
右が大山(善波峠)から下ってきた道、
左が今回進む弘法山への道、
手前(撮影者側)が鶴巻温泉方面への道となる。
昨年は鶴巻温泉へ向かって歩いたので、
今回は逆方面となる弘法山へ向かう。
三叉路からは、若干の登りだ。
しかし、お子さん連れも歩ける整備されたハイキングコースに
なっているので、心配はいらないだろう。
道には落ち葉が多く降り積もっているが、
さすがに道を見失う心配もないと思う。
弘法山 山頂の釈迦堂
先の三叉路から歩くこと約20分弱で
弘法山山頂に到着。
山頂には、釈迦堂、大師堂、鐘楼、乳の井戸がある。
近くに駐車場もあるので、子供連れて登るには良い山かも。
手ぶらで来られる近所の山と言った場所の雰囲気だ。
弘法山から、階段を下りて次の権現山に向かう。
道は、整備されている。公園の普通な道。
弘法山と権現山を結ぶ道は、馬場道と言うらしく、
とても広くなっている。
弘法山、権現山含めた一帯は、弘法山公園として
整備されている様で、駐車場完備の軽いハイキングが
できる場所になっている様だ。
権現山 山頂の展望台
弘法山から歩くこと約20分で権化山山頂に到着。
山頂には、展望台があり、秦野市街を見渡せる。
晴天であれば、相模湾とかも見える感じだろうか。
ちなみに、隠れた夜景スポットらしい。
山頂は結構広いスペースになっている。
当日も親子連れが多く訪れていた。
こちらも駐車場が近くにあるので、
近場の人が遊ぶには丁度良い場所だろう。
権現山から約2.3km歩いて秦野駅に向かう。
途中、権現山から10分程度下ると浅間山山頂を通過する。
浅間山、山だけと公園の一部と化している。
権現山から秦野駅まで歩いて約40分で到着。
ハイキングには丁度良いコースと思う。
秦野駅から鶴巻温泉駅に移動。
今年も弘法の里湯に浸かって帰ることにした。