【トップページ】 >>【旅行記録】 >>【名所訪問】 >>【北海道 道東 - 日本最東端駅訪問】

概要

■日時   : 平成18年 4月16日(日)  雪 (根室では吹雪)

■目的   : 日本最東端駅(JR東根室駅)訪問

■関連企画:北海道ちほく高原鉄道完乗幸福・愛国駅跡訪問

■行程   :  4月16日 池田 - 根室 - 東根室 - 根室 - 釧路 - 釧路空港 

 

 

行程メモ

 

池田駅 スーパーおおぞら と ちほく高原鉄道

 

今回は、北海道ちほく高原鉄道を完乗する目的で北海道へ。

完乗後は、帰りの飛行機まで時間がだいぶあるので

根室本線で最東端駅を目指す企画を実施。

 

北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線で

池田駅に08:46着。

 

雪がちらちら舞い落ち始める池田駅に乗車する

特急スーパーおおぞら1号が入線。

 

池田駅でちほく高原鉄道車両とJR車両を並べて

見ることができるのも最後かと思うと感慨深い。

 

JR根室本線 特急スーパーおおぞら1号にて

池田駅を09:37発。

 

キハ283系気動車に乗るのは始めて。

 

釧路駅にて 雪で顔を覆った283系

 

釧路 10:51着。

池田から約1時間20分。

雪は降り続き、283系の正面も雪がへばり付いていた。

「おつかれっした」と気持ち声をかけたい。

 

釧路駅で根室本線の根室行きに乗り換え。

根室本線では、釧路と根室間を愛称で「花咲線」と呼ぶようだ。

 

スーパーおおぞら1号に接続している

花咲線の快速ノサップに乗り換えて根室に向かう。

 

釧路 11:01発。

 

茶内駅にて上り快速と交換

快速ノサップ乗車後も雪は程々に降り続き、

線路が段々と雪化粧されていく。

 

そんな変化を車窓から眺めながら、快調に走り続けて

茶内駅にて上り快速ノサップと交換。

 

さらに根室目指してひたすら走り続ける。

根室駅 ラッピング仕様のキハ54形

 

最東端の東根室駅を通過して有人駅最東端の根室駅へ。

根室 13:08着。

 

乗車してきた今回の快速ノサップは、

国鉄時代に製造されたキハ54形520番で、

花をペインティングした車両だった。

 

花は、エゾスカシユリ・シコタンタンポポ・エゾカンゾウ・

ワタスゲ・クシロハナシノブ・ヒオウギアヤメ・ニリンソウ・

オオサクラソウ・オオバナノエンレイソウ・ユキワリコザクラ・

ハマナスの11種類が描かれている。

ちょっと描くには花の種類が欲張りの感もするが、

とても華やかなで楽しい気分になるラッピングである。

特に雪空で暗い空の日には、バランスがとれてちょうど良い。

また、シートモケットには沿線に生息する鳥の柄になっている。

 

この列車は、折り返しの釧路行き普通になるので、

乗車して東根室へとも考えたが、

東根室駅ホームで入線するこの車両を見たいので

徒歩で最終目的地の東根室駅を目指す。

 

根室駅を13:20頃出発。

 

東根室駅 ホーム

 

東根室駅に入線する普通釧路行き

 

周辺地図片手に雪が降る根室市内を

徒歩で東根室駅まで移動。

東京の人間らしく傘をさしてみようと試みてみるも、

風の強さにあえなく断念。

 

事前に調べた情報では、駅間は徒歩で約20分とのことだった

ので、若干の余裕を持って出発するも、思いの外坂道がある

のと知らない土地ゆえに不安がよぎり焦り出す。

 

先程乗車の列車は、折り返しで13:52に東根室着なので

5分前着を目指して早歩きになる。

雪の降りっぷりもこちらの心を見透かしてか段々と本降りに。

 

道に迷ったかと思った頃、東根室駅が見える。13:45分頃着。

ホームだけの無人駅。駅舎も待合室もない。

駅前には何もないが、周辺は住宅街になっている。

駅の左右は高低差があり、駅下に坂道状の「東根室地下道」

という連絡路がり線路はさんだ両住宅街を結んでいる。

 

根室駅の隣駅である東根室駅が平成18年4月現在の

日本最東端駅。ホーム上にか細い標識があるほかに、

駅外に観光用の立派な碑と駅銘板があった。

 

定刻通り、上り普通列車が13:52着。

乗降客のいないまま出発するのを見送る。

 

正直、今回は最東端駅に来たぞと言うより、

上り列車に間に合って安心したという感が大きかった…

まるで朝の通勤と同じ気持ち。

サラリーマンのサガであるのか…

 

日本最東端駅訪問を達成。

 

根室本線終点

 

東根室駅の訪問後、帰りも徒歩で根室駅に向かう。

雪は降り続く。

 

14:30頃根室駅到着。

昼食をまだ食べていないので、駅前の通りにある

近くの喫茶店「ニューモンブラン」に向かう。

 

エスカロップを注文する。

根室地方では、エスカロップと言う食べ物があり、

ライスの上にトンカツとデミグラスソースをかけたもので、

根室以外の地域ではみられない様だ。

長崎のトルコライスと見た目は同系統と思われる様相で、

お腹が減っていたいたので一気に食べきった。美味かった。

 

お腹を満たした所で、根室本線の終点に向かう。

根室駅のちょっと先で、ホーム上からも見える。

 

終点には、駅銘板形式の終点標識とエンドレールがあった。

 

釧路駅のお狸様

 

根室本線終点を訪問後、根室駅に戻る。

雪は横から吹き付けてくる感じになっていた。

東京では体験できない気象に驚く。

 

根室 15:50発の上り釧路行き普通に乗車。

途中、しかの群れが線路上に何回も現れ、

その度に減速しながら釧路に向かう。

 

釧路 18:07着。2番ホーム。

何気なく帯広方面を見ると、ホーム上に青い何かがある。

近づいて見てみるとお狸様が2体。

お供えにカップ酒と天然水。

一体どういった経緯でホームに鎮座されているのかは不明。

雪に囲まれ寒そうだった。

 

幸福・愛国駅跡訪問

北海道ちほく高原鉄道ふるさと銀河線完乗

そしてこの日本最東端駅訪問を達成して企画終了。

釧路駅より阿寒バス運行の空港連絡バスで釧路空港へ。

釧路駅の横にあるバスターミナルの待合所に

切符自販機があるので、釧路空港までの切符を購入。\910。

 

釧路空港 20:10発。

JAL1148便羽田行きで帰途する。

 

 

 

タイムテーブル

 

場所 備考
池田   09:37 根室本線 特急スーパーおおぞら1号
釧路 10:51 11:01 根室本線(花咲線) 快速ノサップ
根室 13:08 13:20(頃) 根室 - 東根室間は徒歩移動(往復)
東根室 13:45(頃) 14:00(頃) 日本最東端駅
根室 14:30(頃) 15:50 待ち時間で昼食と根室本線終点訪問
釧路 18:07 18:50 阿寒バスの釧路空港連絡バス利用
釧路空港 19:35 20:10 JAL1148便羽田行き

                                                                                                                               このページの一番上へ